政策

1. 市政を前に進めるため、議会を改革する

大切な案件は必ず議論する約束づくり

小野前市長時代の1年間の振り返りをして、今後に活かすための判断をするというとても重要な9月定例会議を、議員たちは放棄しました。
それにより、予算の話し合いも止まり、市民生活に支障がでています。

市民にとって無意味な対立や調査はせずに、重要なときだけ百条などの調査委員会を作る

議会の伝家の宝刀と呼ばれる百条委員会を、議員たちが市長を辞任に追い込むという政治目的に利用したと、私は見ています。
小野前市長が、メガソーラー確約書という大きな問題を起こしたときは、市民団体から調査の署名が集まったのに、百条委員会は開かれませんでした。

地域で開く「市民と議員の語る会」

各地区ごとに会場を設定し、その地域を担当する議員が中心となって、市民のみなさんと直接お話しします。
市政への意見や日頃の困りごと、提案などを自由に出し合える場です。

当日は議員が市の取り組みや今後の計画を分かりやすく説明し、市民の声を受け止めながら意見交換を行います。
小さな疑問でもテーマでも構いません。
気軽に参加できる雰囲気づくりを心がけ、子どもから高齢の方まで、地域のみなさんが集いやすい時間帯・場所で開催します。

市民の声を市政に確実に届け、住みやすいまちづくりを一緒に進めましょう。

市政をみんなでチェックする仕組み

大切な話し合いの前には、市民のみなさんにわかりやすく説明します。
また、みなさんの声を聞きながら、市の仕事がちゃんと行われているか調べる「市民オンブズマン」を作ります。
専門の人が市の問題を調べ、市民からの相談も受け付けます。
これで、市の仕事が安心で正しく進むようにします。

2. 安心・快適なインフラ整備

お金を節約しながら、みんなが使いやすい図書館サービスを実現

❌️伊東市の厳しい現実

伊東市は現在6万1千人の人口が、2050年には約4万人に減少し、税金収入も大幅に減ります。
一方、道路や上下水道、公共施設を維持するには年間53億円が必要ですが、約38億円の不足となっています。
それなのに新図書館には建設費42億円と年間運営費2.4億円を追加で使う計画です。

✅️現実的な解決

まず既存の図書館を改修し、使わなくなった西小学校を活用。
さらに市内各地に小規模な分館を設置して、誰もが近くで本を借りられるようにします。
これにより、大きな無駄を省きながら、住民が使いやすい図書館サービスを実現します。

伊東駅前は30億円かけずに、身の丈に合った整備を

現在計画されている駅前30億円の大規模開発は見直しが必要です。
駅正面の大きなイベント空間は本当に必要でしょうか。
すでに駅近くの広場は朝市以外ほとんど使われておらず、藤の広場もあります。
まずはこれらの既存施設を有効活用すべきです。

駅のロータリーも、静岡駅南口程度の適切な規模で十分機能します。

大切なのは巨額投資ではなく、市民が日常的に使いやすい空間づくりです。
休憩できるベンチを増やし、花や緑で彩りを添え、お年寄りから子どもまで誰もが気軽に立ち寄れる温かい駅前にします。
限られた予算を効果的に使い、市民に愛される駅前を実現します。

安心で無駄のないインフラ維持管理

伊東市の道路、水道、公共施設を安全に使い続けるには年間で約53億円が必要ですが、現在は約38億円が不足しています。
このままでは老朽化や故障が進み、市民生活に影響が出る恐れがあります。
そこで、運用コストや点検体制を見直し、無駄を省きながら効率的に維持管理を行います。
また、予算の使い道を市民に分かりやすく公開し、意見を反映して安心できるインフラ環境をつくります。

3. 働く場と起業・交流拠点の創出

若者が住み続けられるまち、帰ってこれるまちづくり

伊東市から若者が流出し、人口減少が深刻な問題となっています。
この解決には、地元で働ける魅力的な仕事を増やすことが必要です。

私が直接営業マンとなって全国の企業を回り、伊東市の観光業やものづくり産業と相性の良い企業を積極的に誘致します。
新しい働く場所ができれば、若者が地元を離れる必要がなくなり、一度出た人も戻ってきやすくなります。

また、移住を考える人が困らないよう、住まい探しから子育て支援まで、必要な情報を一つの窓口で全て相談できる「ワンストップ相談窓口」を設置。
面倒な手続きを簡単にして、伊東市で新しい生活を始めやすくします。
働く場所と住みやすい環境を整えて、活気あふれるまちを取り戻します。

空き店舗を活用したまちの賑わい復活

伊東市内に増えている空き店舗を、新しい事業を始めたい人のための「起業支援スペース」や、市民が気軽に集まれる「コミュニティラウンジ」として生まれ変わらせます。

お店を開きたいけれど初期費用が心配な人、カフェや教室を始めたい人、地域の人たちと交流したい人など、様々なニーズに応えられる場所にします。
空っぽだった店舗に人が集まることで、商店街に活気が戻り、新しいビジネスチャンスも生まれます。
市民同士のつながりも深まり、みんなでまちを盛り上げる拠点として育てていきます。

4. 車がなくても安心して暮らせるまち

小型バス&乗合タクシーで、病院や買い物を楽に

お年寄りや車の運転が心配な方でも、安心して外出できる交通手段を整えます。

病院と駅、観光地を結ぶ小型バスを運行し、通院や買い物、お出かけが楽になります。

また、時間が決まっている定期便バスでは、時間が合わない場合には、「乗り合いタクシー」を導入。
病院や買い物の時間に合わせて、複数の人で一緒に利用することで、普通のタクシーより安く、気軽に利用できます。

大分県杵築市では実際にこの仕組みが成功しており、住民に喜ばれています。
伊東市でも実証実験を行いながら、市民のニーズに合った運行方法を見つけ、早期に定着させます。
車を手放しても、住み慣れた伊東で安心して暮らし続けられる環境をつくります。

5. 健康と余暇を育むコミュニティ施設

みんなで元気!屋内温水プール活用プラン

西小学校の古いプールをあたたかい温水プールに改築し、健康づくりと交流の場に生まれ変わります。
市民は1回500円、子ども300円で利用でき、介護予防や体力アップを気軽にサポート。

国や県の補助金とPFI(民間資金活用)を組み合わせて建設費を大幅に抑え、市民の負担を最小限にします。

中伊豆の「ふれっぷ」のように、世代を超えて集える憩いの場を目指します。

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