「新図書館は、現計画より小さくするけど、作る!」
今朝の伊豆新聞でご覧になった人も多いかと思います。
詳細が、伊東市HPに掲載されていました。
資材・人件費の高騰で、当初予算では現設計通りには作れないので、再設計するとのこと。
・蔵書スペースの一部縮小
・諸室の統合
など
こうなると、ますます、新図書館の目的とコンセプトが不明瞭になっていくなぁという印象です。
一部の市民とは誰のこと?
伊豆新聞には、「一部の市民」から別の意見があるという表記がありました。
市長曰く、図書館は1000人の市民・関係者からの、意見や要望をまとめたとのこと。
でも、署名や請願は、それ以上の人数。
今の設計の新図書館を欲しい人のほうが、人数的には少数で、「一部の市民」だと思うんですけどね。
市民討論会での意見や署名活動は、あくまで「一部の市民」の意見だとして、なんとしてでも、ほぼ今の設計どおりに作りたいんですね・・・。
どの市民のためなのか、市民の顔をしっかりとイメージしてほしい
本当に、教育が目的なら、伊東市の各地に、小さくてもいいから図書室を作ってほしいなぁ。
市民の居場所が目的なら、コミュニティが生まれる仕組みが大事。
市街以外の地域への対応をどうしていくのかも、いまだ不明瞭なのが悲しいです。
人口減少で税収が激減していく中、高額な運営費・修繕費の不安もあります。
伊東市全体設計の中で図書館の目的が、ふわふわしていることに、疑問でいっぱいです。